テイクオフって怖いよね♪

貴方がテイクオフ不安なの、よくわかるんです。

私がパラグライダーで飛び始めた頃はとにかくよくスタ沈(飛び出す時に失敗する事)をしていました。

井上の過去編 その①

当時のフライヤー仲間からは「とにかく美奈ちゃんはパラグライダーはやめた方がいい」とひたすら説得?されていました。確かに毎回頭から落ちていくスタ沈を見せられたら、私も止めたくなります。(^^;)

その頃はいつも疑問だらけで「なんでスタ沈しちゃうのか?」

全然わかなからなかったのです。

井上の過去編 その②

 

失敗しないでテイクオフする為には

① まず翼を作る

② 滑空させる

この二つの工程が必要なのです。

「そんな事は知ってるよ~~」と思いました?ですよね~(^^;)

でも改めてこの①の「翼を作る」がすごく大切なんです。

パラグライダーの翼がどこにあるのかよくわからないけど出ていこうとしていませんか?ちゃんと頭上キープさせたのに風のせいで暴れるからとにかく早く出てしまおう!とか思ってたりしていませんか?

テイクオフに不安のある方はまずここがおろそかになっている方が多いんですよ。

①まず翼を作る。

パラグライダーの翼を作って頭上で大人しくしてもらいましょう。

翼をちゃんと作ると言われても、その時の風向きと強さに左右されるからいつも一律ではなくこのポイントは意外と奥が深いのです。翼の形、面積によってもかなり違う。なので自分のその翼でまずは色々な風の強さで慣れる必要があるんです。

主な注意点

1、傾いてもブレークだけで修正しない。パイロットが真ん中に動く事でブレークの引き過ぎに注意する。ブレークを引きすぎるとせっかく作った翼が後ろに落ちちゃうよ。

2、常に前進力を与えてあげる。風が丁度良さげならキャノピーの頭上キープも割と楽なんだけど、かなり弱いとか強すぎると頭上キープが難しいから。キャノピーのピッチの動き(前後の動き)に合わせてライザーに加重を掛けながら調整してあげる。

3、次の工程「滑空させる」に繋げる為に、最初の翼に与えるエネルギーを18km/sに合わせる。風が弱い時はその速度になるように2度上げを使ってでも同じ速度になるようにする。反対に強い時はその速度になるように自分が翼の下に入り込んでエネルギーを抑えてあげる。ふにゃふにゃ上がってくるキャノピーは次は後ろにおちていっちゃうよ。

ご安心あれ。この内容はグラハンで技術を培う事ができます。ちゃんと習えば誰でもサクサクできるようになります。

ポイントレッスン内容

まずはどの風速(限界はある)でもライズアップ(翼を立ち上げる)ができる事と一旦頭上で落ち着かせる事ができる。を一緒に目指しましょう。

言葉では簡単にお伝えできても体形や体重差、男女でも違いが出てきます。その方の癖なども合わせて読んでポイントをお伝えします。

② 滑空させる。

翼が頭上でいい子にしていたら次は滑空に導きます。

その翼を使って飛び出していくのです。だって飛びたいですもんね。

翼なので揚力(浮く力)が伝わるようにしてあげないといけないんです。その前に「安定しろ!大人しくしなさい!!」と翼に強要して頭上キープさせておいて「そら行くぞ!!」といきなり引っ張ってはダメです。

突然引っ張られても翼はついてきてくれません。

きっかけを与えてあげないとダメです。(慣性の法則)ピッチダウン(翼が前に進む ピッチが下がる)を与えてあげる。ここがミソなんです。とても大切です。翼が動きだしたらそれに合わせて翼に乗っかていくとスムーズなテイクオフになります。

ピッチダウンを待ってあげられるかどうか?が次の大きなポイントになります。でもこのポイントを掴むのが結構難しいんですよね!よくわかります(^^;)

ほら、翼を頭上キープしている時に自分の意志とは関係なく勝手にパラグライダーが飛び出していこうとしませんか?そうあれです。翼が前に動き出す。それがピッチダウンです。

まだこちらの気持ちが準備できていないのに「え、え?待って、まって~~」ってパラグライダーに連れて行かれるんじゃなく、自分の意思決定でテイクオフしたいですよね。なので頭上キープしながらパラグライダーの翼を安定させて落ち着かせる。ピッチダウンのきっかけを与えて翼に乗り込んでいけばスムーズなテイクオフになるわけです。

ほら、できるイメージが出来てきませんか?(*^^*)

よくわからない場合は奄美にてポイントレッスンをしていますので是非貴方のパラグライダーを持って遊びに来て下さい。

ご来島前に必ずご予約、ご連絡下さいね(*^^*)

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